WORDS



中沢 鉄が紡ぐ言の葉


彼女の質問は、彼に確信を与えた

「鳥のように、翼が欲しいですか?」 彼女が尋ねる。
「いいや。」 僕はすぐに答えた。
「そんなモノがあったなら、僕はいつもどこかにいってしまうだろ?」
彼女は静かに微笑んだ。「帰ってきてくれればいいんです。」




『少女の檻 "Last Night, Last Dancing.〜TAKOYAKI MIX〜"』

作曲 折戸伸治 氏(Key Sounds Label)
作詞 TAKOYAKI
アレンジ ビートまりお氏(COOL&CREATE)


照らす夜月 踊る少女の影
儚い夢を 風が紡ぎだす

ふいに消えた 遠い日の絆
冬の美空に咲いた一輪の華のように…


ホントは強い フリをしている
涙を知らぬ ワケではなくて
幼いわたし 雪の中へと
見えないものと 争いの日々
支えてくれてた君の手が温かすぎて…


焼けた夕日 金の草原に
走る後ろ姿 追いかけていた

淡い希望 伸びた髪と時
切ない胸の 痛み気付いてしまったの…

Last Night Last Dance 縛られた心
戻らない 砂時計そっと壊して

照らす夜月 踊る少女の影
儚い夢を 風が紡ぎだしてゆくように…


Eternal Project

ヒトの命は、かみさまからの預かりモノ。
だから返さなくちゃいけないんだ。
どんなに抗ってもね、終わりはくるんだよ。
でもね、君が消えたら僕は泣くよ。
いつまでも、泣いてあげるから。
いつまでも、忘れずにいるから…。


Like A Winter Cicada

暗い部屋に独りきり
雨がやむのを待っていた。
鳴くことを止めた冬の蝉のように
ただ抜け殻だけが残って、どこにも飛びたてやしない…
ひろすぎる空に…
冷たすぎる風に…
戸惑いを振り切れなくて、
今日もまた切なさを繰り返す…。


Broken Heart

身体中に突き刺さる悲しみ。
血の代わりに涙があふれた。
もう二度と愛を知ることのないように、
いっそ心を壊してしまおうか…


告白

不安が死なない。
時間が長く…ただ長く続き、聞こえるのは胸の音(こえ)
僕は今どんな顔をしている?
答えは遠く…君の中。


羽根

明日に咲く華は、羽根のように白く…
ただ、カタチのない風に揺れる。
「消える運命に逆らってみようか?」
純白の華が音もなく散っていった。


大切なひとへと続け

泣き出した空を仰ぐ僕たちは、雲の隙間からかかる一本の橋を見つけた。
鮮やかな光の辿る先には、遠く遠く悠久へ続く道がある。
汚れた心の僕たちは、それを踏みしめることはできないけれど、
それと同じ位意味のある時間が、今この傘の下に広がっているって、
君は気付いてる?


選択肢

すべてを汚してしまうなら、大人なんかになりたくない。
すべてに歯止めがかかるなら、子供のままではいたくない。
この矛盾に気付いてしまった時、あなたは大人へのドアの前にいる。


よろこびのうた

よろこびのうたに声はいらない。
拍手に包まれ、右手を大空に掲げ、
太陽よりまぶしい笑顔で誇り、
そして最後に、君と強く抱き合えばいい。
そう、それでいいんだ。


子守唄

悲しい時は泣きなさい。
大きな声をあげて、体中で。
ありったけの涙を流し、こころ中で。
疲れたならおやすみ。
きっといい夢が見れるから。


わがままな天使の詩

わがままな天使の詩。
それはとても自由で、色もカタチもすぐに変えていく。
夜明けに聞くそれは、まるで波枕のように、
もう一度ボクを夢の彼方に引き戻すんだ。


淡い闇の中で

わたしは孤独と遊んでいた…。
わたしはアイツが嫌いだった…。
アイツはわたしにイタズラばかりするから。
声をかけても部屋の隅…ただ消えていく言の葉。
私はドアを開けることにした。


かくれんぼ。

夕焼けに溶けていく影。
夜が濃くなって、君はみつからない。
「もういいよ」
手を繋いで帰ろう。


そこにあったものたち

遠く儚い日々…
幼くて雷同していた日々…
忘れなれない思い出…
消えない記憶の欠片…
拡がる天(そら)…蒼い星…
ありきたりすぎた…君の笑顔。


命〜いのち〜

尊いもの。儚いもの。
手を伸ばしても、届きそうで届かないもの。
散っていくもの。拾えないもの。
変わらないもの。変えられないもの。
失えば…より美しさを増すもの。


気付けばそこに

奇跡を起こそうなんて思っちゃいないけど、
僕の残した足跡に、ただそれに似た出来事があればいいな。
起こそうと望むより、気付いたら起こっていた方が僕らしいから。


私が尊敬する恩師のひとこと(ふと思い出したので)

何かに迷った時は、一番はじめに思いついたことを実行せよ。


DEEP SPEED

だんだんと加速していく。
熱を帯びたこころが、行き場を探して彷徨う。
はやくドアをたたいて。
はやく私を抱きしめて。


罪と罰

祈りは罪を浄化するものではなく、
罪に病めるその魂を浄化させるものである。
この汚れた体を癒すのは、
神が与えた生という名の罰だけなのかもしれない。


ワガママ・ジレンマ

ただここにいることを、どうして幸せと思えない?
ありきたりに慣れすぎて、
普通であることに苛立ちを覚えて、
自らの望まぬ時間に浸り、
その隣には誰がいるの?
その人はちゃんと、あなたを見て微笑んでいるだろうか?




ひとひらの愛。
ひとひらの涙。
ひとひらの血。
ひとひらの死。
もたげた頭は、今宵冷たい月を見る。


かすれたこころ

僕の中にある白い心。
色あせ、かすれたその心にはいつか、
鮮やかな火がともるのだろうか…。


FEEL THE WIND

風が吹いた。
ただ風が吹きぬけた。
寂しさと悲しさを乗せた風が、
僕の涙を心地よく冷やした。


肌を伝うその血は、
いかに残酷の証なのか。



人は答えを求める。
自分を完璧と偽るために…。



物語は行きずりの人との出会いから生まれる。
それは偶然。しかし必然。






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